第4回 地域で繋ぐ整形外科疾患マネジメント
7月19日に「地域で繋ぐ整形外科疾患マネジメント」研修会を開催しました。本研修会は地域の開業医の先生方に当院の提供する医療を知っていただくことで、患者様により適切な医療を、より適切なタイミングで提供できるよう、医療機関同士の交流を深めることを目的として企画いたしました。
開会のあいさつを行う園田院長
本研修会は昨年の10月6日に続き、第4回目の開催となりました。当院の森理学療法士が「人工膝関節置換術後の臨床成績に術前リハは影響を与えるか」、種浦理学療法士が「人工肩関節置換術(anatomical TSA)の筋電図学的な特徴」と2名の理学療法士が発表をしました。
発表を行う森理学療法士と種浦理学療法士
両演題の座長は久留米大学医学部 整形外科教室 講師 橋田竜騎先生におつとめいただきました。
加えて、朝倉医師会病院 副院長 川口康典先生より、「肝疾患と全身疾患との関わり~HCVと糖代謝、HBVと化学療法、肝硬変と内臓脂肪・サルコペニア・骨粗鬆症~」というテーマにてご講演いただき、活発なディスカッションが行われました。
川口先生からの特別講演
今回の参加者数は50名を超え、本研修会で最も多くの方々にご参加いただきました。医師だけでなく、多くのコメディカルの方々にもご参加いただき貴重な交流の場となりました。
今後も地域の方々を中心に据え、近隣の医療機関の皆様と協力しながら、質の高い医療を提供できるように地域全体で取り組んでいきたいと考えています。