第45回 日本肩関節学会
学会
2018年10月19日
10月19・20日(金・土)に大阪にて開催された第45回日本肩関節学会にて、当院理事長:石谷 栄一医師、リハビリテーション部主任:原田 伸哉PTが発表を行いました。
石谷医師においては、【MRIによる腱板断裂stump分類がARCR術後再断裂の予測因子になる】というテーマにて発表を行い、最優秀演題賞に選ばれました。
内容は、当院でも多く行っている肩の腱の断裂を修復する手術後に、一定数の方にどうしても生じると言われている再断裂(もう一度腱を痛めてしまう)を予測する指標として、手術前のMRIから危険性を判定するという分類方法(stump分類)を石谷医師自らが考案し、有効性を述べた研究です。
今後、世界中で肩の腱の修復手術をされる方々の再断裂の確率をより下げるための基盤となる、価値ある研究であると認められたことが受賞の理由です。
日本の肩関節における最も権威のある学会での受賞は非常に名誉なことです。
今後も肩関節のみならず他分野においても、臨床研究を継続しながら、より質の高い医療を皆様にご提供できるように職員一同努力してまいります。