10月6日に「地域で繋ぐ整形外科疾患マネジメント」研修会を開催いたしました。本研修会は地域の開業医の先生方に当院の提供する医療を知っていただくことで、患者様により適切な医療を適切なタイミングで提供できるよう、医療機関同士の交流を深めることを目的として企画いたしました。

開会の挨拶を行う園田院長

本研修会は昨年の6月23日、11月25日に続き、第3回目の開催となりました。当院の土井理学療法士が「腱板不全断裂に対する保存理学療法-姿勢異常に着目して-」、中元寺理学療法士が「当院における脊椎術後理学療法の捉え方-姿勢と代償機構-」と2名の理学療法士が当院でのリハビリテーションについて実際の治療場面に触れながら発表をしました。

発表を行う 土井理学療法士と中元寺理学療法士

加えて、久留米大学病院リハビリテーション部の松瀬教授より、「神経障害性疼痛に対する薬物治療と運動療法」というテーマにてご講演いただき、活発なディスカッションが行われました。

松瀬教授からの特別講演

今回も院内・院外より合計50名の方々にご参加いただけました。特に近隣の医療機関より医師、コメディカルの方々にも多数ご参加いただき、貴重な意見交換、情報交換の場となりました。

今後も地域の患者様を中心に据え、近隣の医療機関の皆様と協力しながら、質の高い医療を提供できるよう地域全体で取り組んでいきたいと考えています。